就任のごあいさつ

 中沢信子前会長の後任として婦人発明家協会の会長に就任いたしました福島りえこです。

 東芝の研究開発センターで22年間、研究開発に関わってきました。2017年7月からは東芝を退職し、都議会議員を務めています。 発明には研究者として長年慣れ親しんできました。最も評価された発明は「自然で見やすい3Dディスプレイの発明」(特許第3892808号)といって、東芝が世界で初めて製品化した、メガネを使わなくても見られる3Dテレビの基本となった特許です。2010年に全国発明表彰の21世紀発明賞を受賞しました。

 発明で大切なことの一つ目は、課題設定だと思っています。何を解決したいのか。その問題は本当に解決が必要とされているか。とても大切なことです。二つ目は、実際に手を動かしてみること。頭で考えただけのアイデアは、他にも考えている人がいると思ったほうがいいです。そして、三つ目は、考えていた通りにならなかったときこそチャンスであるということ。やってみたことで分かった問題点は自分だけのものです。私は、手を動かして見つけた課題を解決するためのアイデアが、唯一無二の特許になると思っています。

総会で多くの会員の皆様と初めてご挨拶しましたが、意欲的で前向きな議論に感心しました。いつまでも楽しめるのが発明です。2018年3月4日~10日で開催される、第51回なるほど展の一層の盛り上げ、そして、新規会員の獲得にもチャレンジしたいと思っています。そして任期中に私も一つぐらいなるほど展に出せる作品を考えたいです。どうぞよろしくお願い申し上げます。