確定日付について

「確定日付」とは

各市町村役場に公証役場があります。ここで取得できる証明書の1つです。
確定日付は私的文書に限られ、役場の受付印が各ページに捺印されることで、その日に存在したことを公に証明する書類です。
1枚でも100枚でも1件として扱われ、1件に付き700円(非税)で窓口にて取得できます。
販売目的でチラシや文書を企業へ送付したり、SNS等で公開する前に知財権での紛争を避ける手段ですが、確実な手段となるように様々な要件を守って作りましょう。
詳細は各市町村の公証役場にて直接お尋ねください。

チラシを作る

①SNSで公開又は企業さんへ売り込みチラシに必ず記入要件
 ・作成日付
 ・作品名・考案者氏名や会社名やハンドルネームなど
 ・連絡先
 注意:製造上の秘密は絶対に書かない事(知財権上)
確定日付で証明された全く同じ文書の存在を証明できます。

チラシ見本

1枚のチラシだけで確定日付を取得する時は、このチラシ1枚を
最寄りの公証役場や法務局へ出向き、「確定日付ください」と請求手続きを行います。

複数のチラシの場合の表紙を作る

複数ページに亘る時は、表紙を付けまとめてからホチキス2個で止めて1件にします。表紙に記入する要領は
①作成目的
②確定日付を窓口で請求する当日の日付
③申請者の住所・会社名・ハンドルネーム(チラシに表記と同じ)
④自署の氏名
⑤捺印

表紙見本


⑥ホチキスにて2か所を止める

ホチキスの場所

⑦表紙を開き折り目を付けてから
表紙と同じ印鑑を使って表紙と1ページ目の境に割り印する
⑧最後のページまでに表紙の捺印した印鑑と同じ印を使用して割り印の必要があります。
ただし、文書の重要な部分が隠れる様なことがないよう充分配慮し場所はずらして構いません。
実際取得しているサンプル写真を参考にしてください。

定期的に確定日付を取得していくというのも一つの方法です。

定期的に作成した見本

出来上がり

最寄りの市町村にある公証役場や法務局へ出向き、「確定日付ください」と請求手続きを行います。 1枚でも100枚でも1件700円です。